些末な事2021-04-11

 ≪А ну как тем временем хватится топора, искать начнёт, раскричится, - вот и подозрение или, по крайней мере, случай к подозрению.
Но это ещё были мелочи, о которых он и думать не начинал, да и некогда было. Он думал о главном, а мелочи отлагал до тех пор, когда сам во всем убедится. Но последнее казалось решительно неосуществимым.≫

<試訳> だがその間に斧がないのに気づいて、探し始めて騒ぎ出したら ― そこで嫌疑がかかるか、少なくとも嫌疑の元になる。
だが、これはまだ彼が考えようともしていない些末な事で、実際そんな暇もなかった。彼は主要な事について考え、些末な事は全てに確信が持てるまで先延ばしをしていた。けれどもその確信を持つ事は絶対不可能だと思われるのだった。

・ 細部を詰めないままに行動に踏み出すこの時も、果たして本当に実行するのか自信は全くないのです。こんな状態で敢えて重大な事を起こそうとする彼は、無意識のうちに破滅を望んでいるのではないかとさえ感じます。

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