飲むのが好きだったですなあ ― 2026-03-01
≪- не похож на тех ваших расфуфыренных шлепохвостниц, которых у папеньки в кухарки на кухню не взяли бы, паокойник муж, уж конечно, им бы честь сделал, принимая их, и то разве только по неистощимой своей доброте.
- Да-с, любил-с выпить; это любили-с, пивали-с! - крикнул вдруг отставной провиантский, осушая двенадцатую рюмку водки.≫
<試訳> 「あんな派手に着飾った品のない人達とは似ても似つきませんよ。私のお父様の家ならあの母娘など台所の料理女としても使わなかったでしょうね。そりゃ亡くなった主人なら、お情けで雇ってあげたでしょうけどね。それも、あの人が底なしのお人好しだからこそですよ」
「そうですな、飲むのが好きだったですなあ。これがいける口で、よくお飲みでしたよ!」 ふいに退役した糧秣官が、12杯めのウオッカを飲み干しながら叫んだ。
・ カテリーナはある意図をもって、二週間前に来たばかりという母と娘も招待したのですが姿を見せません。それが面白くない彼女は侮辱的な言葉を口にします。突然かなり酔った客が、酒好きだったマルメラードフについて声を上げます。一緒に飲んだ事があるのでしょう。
糧秣官は兵士の食料や軍馬の飼料の供給を担当し、必要な物資を調達・製造・貯蔵する役職です。
- Да-с, любил-с выпить; это любили-с, пивали-с! - крикнул вдруг отставной провиантский, осушая двенадцатую рюмку водки.≫
<試訳> 「あんな派手に着飾った品のない人達とは似ても似つきませんよ。私のお父様の家ならあの母娘など台所の料理女としても使わなかったでしょうね。そりゃ亡くなった主人なら、お情けで雇ってあげたでしょうけどね。それも、あの人が底なしのお人好しだからこそですよ」
「そうですな、飲むのが好きだったですなあ。これがいける口で、よくお飲みでしたよ!」 ふいに退役した糧秣官が、12杯めのウオッカを飲み干しながら叫んだ。
・ カテリーナはある意図をもって、二週間前に来たばかりという母と娘も招待したのですが姿を見せません。それが面白くない彼女は侮辱的な言葉を口にします。突然かなり酔った客が、酒好きだったマルメラードフについて声を上げます。一緒に飲んだ事があるのでしょう。
糧秣官は兵士の食料や軍馬の飼料の供給を担当し、必要な物資を調達・製造・貯蔵する役職です。
どんな堕落した人間でも信用してしまう ― 2026-03-02
≪- Покойник муж, действительно, имел эту слабость, и это всем известно, - так и вцепилась вдруг в него Катерина Ивановна, - но это был человкек добрый и благородный, любивший и уважавший семью свою; одно худо, что по доброте своей слишком доверялся всяким развратным людям и уж бог знает с кем он не пил, с теми, которые даже подошвы его не стоили!≫
<試訳> 「亡くなった主人は、実際、そんな弱さを持っていましたわ、皆さんがご承知の通り」 ふいにカテリーナがその男に絡んでそう言った。「でもあれは親切で気高くて、家族を愛して大切にする人でした。欠点は一つ、自分の人の好さから、どんな堕落した人間でも信用してしまう事で、自分の靴底にも値しない人達とも一緒にお酒を飲んでいた事なんです!」
・ カテリーナが亡きマルメラードフの良き人柄を語ります。生前は働かずに酒に溺れる彼に悩まされました。愛と憎しみの交錯がありましたが、貧しさがそれを増幅したと言えるでしょう。
<試訳> 「亡くなった主人は、実際、そんな弱さを持っていましたわ、皆さんがご承知の通り」 ふいにカテリーナがその男に絡んでそう言った。「でもあれは親切で気高くて、家族を愛して大切にする人でした。欠点は一つ、自分の人の好さから、どんな堕落した人間でも信用してしまう事で、自分の靴底にも値しない人達とも一緒にお酒を飲んでいた事なんです!」
・ カテリーナが亡きマルメラードフの良き人柄を語ります。生前は働かずに酒に溺れる彼に悩まされました。愛と憎しみの交錯がありましたが、貧しさがそれを増幅したと言えるでしょう。


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