重苦しく不機嫌に2024-05-07

 ≪- нам ведь так бы важно узнать, не видал ли кто их, в восьмом-то часу, в квартире-то, что мне и вообразись сейчас, что вы тоже могли бы сказать... совсем премешал!
- Так надо быть внимательнее, - угрюмо заметил Разумихин.
Последнине слова были сказаны уже передней. Порфирий Петрович проводил их до самой двери чрезвычайно любезно. Оба вышли мрачные и хмурые на улицу и несколько шагов не говорили ни слова. Раскольников глубоко перевёл дыхание...≫

<試訳> 「私共にとって、7時過ぎに例の部屋で、誰か彼等を見なかったか、を知る事が大変重要なものですから、あなたにお聞きしたらと思い込んだもので… すっかり混同していました!」
「だから、もっと注意深くなくちゃ困る」 ラズミーヒンが不機嫌そうに非難した。
最後の言葉を言ったのはもう玄関の間だった。ポルフィ―リイは玄関口まで実に愛想良く彼等を送った。二人は重苦しく不機嫌に通りへ出て、数歩進む間、口をきかなかった。ラスコーリニコフは深く息をついた…。

・ ポルフィ―リイの上機嫌な様子と、暗く沈んだラスコーリニコフが対照的です。ポルフィ―リイとしては狙い通りに相手を動かし、また会わざるを得ない様につなぎとめたのです。したたかさを感じます。

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