万事につけてのこの調子2020-11-10

 ≪И ведь довольны, довольны! И как подумать, что это только цветочки, а настоящие фрукты впереди! Ведь тут что важно: тут не скупость, не скалдырничество важно, а тон всего этого. Ведь это будущий тон после брака, пророчество... Да и мамаша-то чего ж, однако, кутит? С чем она в Петербург-то явится? С тремя целковыми аль с двумя "билетиками", как говорит та... старуха... гм!≫                                                                                                                                        <試訳> なにしろ二人は満足している、満足し切っているじゃないか! しかも、これはまだほんの序の口で、本当の事が起こるのはこれからだと考えなければ! 実際そこで肝心なのは、吝嗇な事でも欲張りな事でもなく、万事につけてのこの調子だ。それは結婚後の将来の調子になるんだからな、予言のようなものさ…。まったく、それにしても母さんはなぜ散財などするんだ? 何を持ってペテルブルクなどにやって来る? ルーブリ銀貨3枚か “ お札 ”2枚持ってか、“ お札 ” は母さんの言い方だ… あの婆さんの… ふーむ!                                                          ・ ラスコーリニコフはルージンの人柄や考え方が、妹を不幸にすると見ています。それなのに母が結婚を喜び、借金までしてやって来る事がやりきれないのです。あるいは、自分が仕送りしてもらいながら大学へも行かずに無為に過ごしていて、合わせる顔がないとの思いも少しはあるかも知れません。

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