誰の助けも同情も要らない ― 2021-11-28
≪- Ну, слушай: я к тебе пришёл, потому что. кроме тебя, никого не знаю, кто бы помог... начать... потому что ты всех их добрее, то есть умнее, и обсудить можешь... А теперь я вижу, что ничего мне не надо, слышишь, совсем ничего... ничьих услуг и участий... Я сам... один... Ну и довольно! Оставьте меня в покое!≫
<試訳> 「じゃあ言うけどね、僕が来たのは、君の他には誰も知らないからなんだ、僕が出発するのを… 助けられるのは… なぜかって、君は誰よりも親切で、つまり賢明で、いろいろ判断できるだろうから…。それが今、僕には何も必要がないと分かったのさ、いいかい、全く何も… 誰の助けも同情も要らないって事を…。僕は自分で… 一人きりで…。さあ、もうたくさんだ! 僕にかまわんでくれ!」
・ ラスコーリニコフはラズミーヒンの気遣いを振り切って帰ろうとします。誰の援助もなし孤独に重い荷を背負わなければならない事に不意に気づくのです。事情を知らないラズミーヒンにとって、彼の態度は何とも理解し難いでしょう。
<試訳> 「じゃあ言うけどね、僕が来たのは、君の他には誰も知らないからなんだ、僕が出発するのを… 助けられるのは… なぜかって、君は誰よりも親切で、つまり賢明で、いろいろ判断できるだろうから…。それが今、僕には何も必要がないと分かったのさ、いいかい、全く何も… 誰の助けも同情も要らないって事を…。僕は自分で… 一人きりで…。さあ、もうたくさんだ! 僕にかまわんでくれ!」
・ ラスコーリニコフはラズミーヒンの気遣いを振り切って帰ろうとします。誰の援助もなし孤独に重い荷を背負わなければならない事に不意に気づくのです。事情を知らないラズミーヒンにとって、彼の態度は何とも理解し難いでしょう。
コメント
_ 潤 ― 2021-11-28 08:28
種まきをしたら刈り取る。どのようなものでも蒔いた者しか知らないのだから。思わず自身のこれまでの種まきを思い出してしまう場面です。
_ mir→潤さん ― 2021-11-29 21:40
考えさせられます。それでも、自分で知らずのうちに撒いていた種や、こぼれた種が花開き、実を結んでいる事もあるはずです。それは刈らずにおきましょう。
彼の場合はあの行為に対して、どんな形であれ彼自身が一人で責めを負う他ありません。
彼の場合はあの行為に対して、どんな形であれ彼自身が一人で責めを負う他ありません。
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