皆を尊敬しているからなんです2023-06-27

 ≪Я хотя их сейчас и ругал ругательски, но я ведь из всех уважаю; даже Заметова хоть не уважа, так люблю, потому - щенок! Даже этого скота Зосимова, потому - честен и дело знает... Но довольно, всё сказано и прощено. Прощено? Так ли? Ну, пойдёмте. Знаю я этот коридор, бывал; вот тут, в третьем нумере, был скандал... Ну, где вы здесь? Который нумер? Восьмой?≫

<試訳> 「僕は彼等を今こっぴどく罵りましたが、でも皆を尊敬しているからなんです。ザメートフでさえ、尊敬はしていないにしても、とても好きです、何しろあいつは青二才ですからね! ゾシーモフのあんな畜生にしても、誠実で仕事ができますから…。いやもう十分、何もかも喋ったし、許していただいた。許していただけましたよね? そうでしょう? じゃあ、行きましょう。この廊下は知っていますよ、来た事がありますから。ほらそこの3号室でスキャンダルがあったな…。さて、ここのどのです? 何号室ですか? 8号室?」

・ 母とドゥーニャは警察署のザメートフを知らないはずですが、ラズミーヒンはお構いなしに名前をあげています。友人知人の誰をも尊重し好きになるという楽天家です。けれどもルージンは仲間ではない、違う世界の人間だときっぱり判断したのです。宿に着きましたが、それはルージンが花嫁になるドゥーニャと母のために用意した、ラズミーヒンによればぶっそうな安宿です。