酒をやめたら何も残らんのです2024-07-30

≪Всего противнее, что ведь действительно о чём-то грустишь! Нет, на родине лучше: тут, по крайней мере, во всем других винишь, а себя оправедываешь. Я бы, может, теперь в экспедицию на Северный полюс поехал, потому j'ai le vin mauvais, и пить мне противно, а кроме вина ничего больше не остаётся. Пробовал. А что, говорят, Берг в воскресенье в Юсуповом саду на огромном шаре полетит, попутчиков за известную плату приглашает, правда?≫

<試訳> 「実際、何かを思って悲しくなるほど、厭な事ことはありませんからな! いや、生まれ故郷が一番です。故郷にいると、少なくとも、何でも他人のせいにして、自分を正当化していられますんでね。私は今、北極探検に行きたいような気持ちなんですよ、なぜなら、『酒癖が悪いものですから』、それも、酒を飲むjのは厭でたまらないのに、それでいてその酒をやめたら何も残らんのです。試験済みでしてね。ところで、日曜日にユスポフ公園でベルクが巨大な気球にのって飛ぶんだそうで、一定の料金で同乗者を募っているそうですが、本当ですか?」

・ どの民族にとっても祖国は代えがたく懐かしいものでしょう。ロシア人も小説や音楽などから、「我が祖国」、「母なる大地」、「スラブ魂」という感覚が強いように感じます。とは言え、スビドリガイロフが故郷を一番だと思う理由はいただけません。次々に話題を変えて、彼は打ち解けたようにラスコーリニコフに問いかけます。「ベルク」は当時の実在の興行師だったそうです。
「酒癖が悪いものですから」、をなぜか 「j'ai le vin mauvais,」と、フランス語を使っています。