これが僕の最後の訪問です2025-01-13

 ≪- Я поздно... Одиннадать часов есть? - спросил он, всё ещё не подымая на неё глаз.
- Есть, - пробормотала Соня. - Ах да, есть! - заторопилась она вдруг, как будто в этом был для неё весь исход, - сейчас у хозяев часы пробили... и я сама слышала... Есть.
- Я к вам в последний раз пришёл, - угрюмо продолжал Раскольников, хотя и теперь был только в первый, - я, может быть, вас не увижу больше...≫

<試訳> 「僕は遅い時間に… 11時になりましたか?」 やはり彼女の方に目を上げずに彼が尋ねた。
「ええ」 ソーニャが呟いた。「あっ、ええ、そうですわ!」 彼女は、まるでその一言に救いがあるように、突然あわてて呟いた。「たった今、家主さんの時計が鳴りましたから… 私、この耳で聞きました…11時になりましたわ」
「これが僕の最後の訪問です」 今日が初めての訪問なのに、ラスコーリニコフは陰鬱な声で言った。「あなたにお目にかかる事はもうないかも知れません」

・ ラスコーリニコフが時刻を尋ねたところから、沈黙していた二人の会話が始まります。震えるほど緊張していたソーニャが、答えを発せられてほっとする心理がよく分ります。ラスコ―リニコフは何か重い決断を抱えてやって来たような口ぶりです。

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