天上高く人の子の旗印が2012-03-26

 ≪"Таково уже будет веяние времени, и удивятся тому, что так долго человек сидели во тьме, а света не видели. Тогда и явится знамение сына человеческого на небеси... Но до тех пор надо всё-таки знамя беречь и нет-нет, а хоть единично должен человек вдруг пример показать и вывести душу из уединения на подвиг братолюбивого общения, хотя бы даже и в чине юродивого. Это чтобы не умирала великая мысль..."≫

<試訳> “そのような時代の息吹が訪れ、人間がかくも永い間暗闇に坐して光を見ずにいたことに驚く事でしょう。その時こそ天上高く人の子の旗印が現れるのです・・・。しかしそれまでは旗印を大切に守り、たとえ一人であろうと宗教的奇人と見做されようとも誰かが時々、はっきりと範を示して、魂を孤立から友愛の交感へと導かなければなりません。これは偉大な思想を死なせないためです。

・ 孤立から友愛へ導くのは社会運動家ともとれますが、修道院に入る相手に語っているのですから宗教的指導者を意味しているのでしょう。「宗教的奇人」と訳した "юродивый" (ユロージヴイ)は「聖愚者」「神がかり行者」「空想家」などの意があります。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック