憎しみから書いた2018-07-28

 ≪Вот он и убил отца, а денег всё-таки мне мне не отдал, а уехал с ней в ту деревню, где его схватили. Там он опять прокутил эти деньги, которые украл у убитого им отца. А за день до того, как убил отца, и написал мне это письмо, написал пьяный, я сейчас тогда увидела, написал из злобы и зная, наверно зная, что я никому не покажу этого письма, даже если б он и убил.≫

<試訳> 「実際あの人は父親を殺しても、やはりお金は返さずに、あの女と一緒に例の逮捕された村へ行きましたわ。そこでまた、殺した父親から奪ったお金を遊興に使い果たしたんです。一方、父親を殺す前日、この手紙を私に書いています。酔っ払って書きあげたんですわ。憎しみから書いたのが私には分かりました。例え殺しても、私がこの手紙を誰にも見せないのを、承知の上で書いたに違いありません」

・ 酔っていたとは言え、ドミートリィが無神経にカテリーナに手紙を出した気持が理解しかねます。その中には父親殺害予告があり、その通りの事件が起こったのですから、彼女が彼の犯行を確信するのは当然でしょう。物証がない中で、この手紙は彼自身を破滅に導く決定的なものです。

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