何て恥知らずなんだ2021-11-13

 ≪"А чёрт возьми это всё! - подумал он вдруг в припадке неистощимой злобы. - Ну началось, так и началось, чёрт с ней и с новою жизнию! Как это, господи, глупо!.. А сколько я налгал и наподличал сегодня! Как мерзко лебезил и заигрывал давеча с сквернейшм Ильей Петровичем!≫

<試訳> “ 畜生、何もかも失せやがれ!” 彼は突然限りない憎悪の発作にかられてそう思った。“ 始まったものは始まったんだ。あんな老婆や新生活などどうでもいい! ああ、実に馬鹿げてる!… 僕は今日どれほど嘘をつき、散々卑劣な真似をしたことか! さっきは下劣きわまりないイリヤ・ペトロービッチにおもねて機嫌をとるなんて、何て恥知らずなんだ!”

・ 彼は先ほど警察署で、犯行を悟られないように、副署長に対して終始取り繕っていました。そんな自分の態度に急に激しい嫌悪を感じたのです。正当な行為だったと平然としている度量がなく、背反している自身へのやりきれない気持ちです。

コメント

_ 潤 ― 2021-11-13 09:24

自分の行為が正当だった筈なのに、いよいよそれが疑わしくなり、これを憎悪の発作などと言い訳にし始めた感じです。発作ではない彼の計画です。本当は気の弱い青年なのでしょうね。

_ mir ― 2021-11-14 07:07

マルメラードフ家への同情や、道で見かけた酔った少女への思いやり、母の手紙への細やかな反応などには彼の優しさを感じます。また、犯行後に脱出するまでの戸口でおどおどする様子、警察署での失神、盗品の処理に人目を気にして歩き回る姿など、これまでの言動からしてもその通りだと思います。

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