自分を先駆者で破壊者だと妄想して2024-04-09

 ≪Несмотря на врождённую склонность их к послушанию, по некоторой игривости природы, в которой не отказано даже и корове, весьма многие из них любят воображать себя передовыми людьми, "разрушителями" и лезть в "новое слово", и это совершенно искренно-с. Действительно же новых они в то же время весьма часто не замечают и даже презирают, как отсталых и унизительно думающих людей.≫

<試訳> 「凡人は従順な傾向を生まれつき持っているにもかかわらず、牛でさえも持っている自然のいたずらによって、彼等のうちのかなり多くの者達が自分を先駆者で ゛破壊者 ” だと妄想して、゛新しい言葉 ” を発したがります。しかもこれが全く大真面目なのです。同時に、事実彼等らは、真の新しい人々を認めない場合が非常に多く、時代遅れの卑劣な考えをする者達だと軽蔑さえするのです」

・ 文が混み入っていて訳の難しい箇所です。凡人が非凡人だと考えがちだというのは、まるでラスコーリニコフそのものではないかと思わせます。それを自覚しているのかどうか分かりませんが、判事に誘導されて自身の犯罪心理を分析し、手の内を見せているようです。

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