女主人のところに伺いますわ2023-06-03

 ≪- Ах, что вы говорите!
- Да и Авдотье Романровне невозможно в нумерах без вас одной! Подумайте, где вы стоите!
Ведь этот подлец, Пётр Петрович, не мог разве лучше вам квартиру... А впорочем, знаете, я немного пьян и потому... обругал; не обращайте...
- Но я пойду к здешней хозяйке, - настаивала Пульхерия Александровна, - я умолю её, чтоб она дала мне и Дуне угол на эту ночь. Я не могу оставить его так, не могу!≫

<試訳> 「何という事をおっしゃるんです?」
「それに、あなたがいないでドゥーニャさんを下宿に一人で置く事はできません! 全くあなた方は何てひどいところに泊まるんでしょう! あの卑劣なルージンめ、あなた方にもっとましな下宿を探せないなんて…。まあしかし、いいですか、僕は少しばかり酔っているので、それで… こき下ろしましたが、気にしないで下さい…」
「でも、私、ここの女主人のところに伺いますわ」 プリヘーリヤは固執した。「今夜私とドゥーニャが泊まる片隅でも恵んでくれるように、その方に頼んでみます。あんな様子で息子を残しておくわけには参りません」

・ 母親として当然の気持ちです。とはいえ、ラスコーリニコフが穏やかさを取り戻すためには、それがいいのか疑問です。彼が望むのは、いつものように一人きりになって、この部屋のソファに伏して静かに物思いにふける事かも知れません。

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