美しい光沢の宝石2014-10-02

 ≪Напротив него через стол на диване сидел Николвй Парфенович, судебный следователь, и всё уговаривал его отпить из стоявшего на столе стакана немного воды: "Это освежит вас, это вас успокоит, не бойтесь, не беспокойтесь", прибавлял он чрезвычайно вежливо. Мите же вдруг, он помнил это, ужасно любопытны стали его больше перстни, один аметистовый, а другой какой-то яркожёлтый, прозрачный и такого прекрасного блеска.≫

<試訳> ミーチャの向かい側には、机を挟んで予審判事のニコライがソファに座っていて、机の上にあるコップから水を少し飲むようにしきりに彼に勧めていた。“ 飲むとさっぱりしますよ、落着きますしね、怖れる事はありませんよ、ご心配なさらずに ”、と彼は極めてていねいに言い足した。ふと判事の大きな指輪に非常に興味を惹かれたのをミーチャは覚えていた。一つは紫水晶で、もう一つは何とも言えぬ鮮やかな黄色で透きとおった実に美しい光沢の宝石だった。

・ 今やたった一人で取調べを受けなければならないドミートリィです。判事のていねいさが獲物を捕えた余裕のようでかえって不気味です。

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