次の時代になると2024-04-03

 ≪В этом только смысле я и говорю в моей статье об их праве на преступление. (Вы припомните, у нас ведь с юридического вопроса началось). Впрочем, тревожиться много нечего: масса никогда почти не признает за ними этого права, казнит их и вешает (более или менее) и тем, совершенно справедливо, исполняет консервативное своё назначение, с тем, однако ж, что в следующих поколениях эта же масса ставит казнённых на пьедестал и им поклоняется (белее или менее).≫

<試訳> 「この意味に限って、僕は論文の中で彼等の犯罪に対する権利を述べただけです。(僕達が法律の問題から話を始めたのを思い出して下さい)。とは言え、それほど心配する事はありません。民衆は彼等にこの権利を決して認めずに、彼等を罰したり絞首刑に処しますよ(程度の差はありますが)。そしてそれによって、完全に公正に自らの保守的な使命を実行するのです。しかし、次の時代になると、その同じ民衆が、処刑された者を台座に祭り上げて、彼等に跪拝するのです(程度の差はありますが)」

・ ラスコーリニコフの思想の開陳が止まりません。歴史を概括的に振り返ると、民衆の変わり身の早さ、権力者の盛衰、犯罪の価値観の変化など、彼が鋭く指摘する側面があるのは事実です。検閲を意識して歴史認識を修辞的に表現しているよう感じます。

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