余計な出費をさせられた2024-11-16

 ≪- вы связали меня данным словом, от которого теперь отрекаетесь... и наконец... наконец, я вовлечён был, так сказать, через то в издержки...
Эта последняя претензия до того была в характере Пётра Петровича, что Раскольников, бледневший от гнева и от усилий сдержать его, вдруг не выдержал и - расхохотался. Но Пульхерия Александровна вышла из себя:≫

<試訳> 「あなたはあのような約束で私を縛っておきながら、今になってそれを破棄されたんですよ… しかも結局… 結局、私は、言わば余計な出費をさせられたのです…」
この最後の苦情があまりにルージンの性分そのものだったので、怒りを抑えるのに懸命で、真っ青になっていたラスコーリニコフは、不意にこらえきれずに大声で笑い出した。だが、プリヘーリヤは激怒した。

・ これまでにかかった費用が惜しいというルージンの本音が思わず出ました。乏しい金を工面して結婚の準備をし、故郷を捨てて遠路やっと出てきたのは母と娘の方です。しかも今問題にしているのは彼の人間性なのです。ドゥーニャの気持も思いやらずに出費の不満を口にしたルージンに、ラスコーリニコフは怒りを通り越し、あきれて笑い出したのでしょう。

コメント

_ 潤 ― 2024-11-16 08:48

娘に痛手を負わせてしまったと母親は悔やみきれない気持ちでいっぱいです。母親は疲れもあるでしょう。しかし危機は逃れられました。ドーニャは大切な一歩を踏み出したといってよいでしょうね。

_ mir→潤さん ― 2024-11-17 16:31

そうですね。娘を幸せにする相手ではないと知ったプリヘーリヤの自責の念は強いでしょう。でも、もし知らずに結婚していたなら、はるかに可哀そうな思いをさせたのは確実です。ドゥーニャの “ 大切な一歩 "、同感です。

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