最後まで威張り散らしていた2024-11-21

 ≪ Ⅲ
главное дело в том, что он, до самой последней минуты, никак не ожидал подобной развязки. Он куражился до послежней черты, не предлолагая даже возможности, что две нищие и беззащитные женщины могут выйти из-под его власти. Убеждению этому много помогли тщеславие и та степень самоуверенности, которую луше всего назвать самовлюблённостью.≫

<試訳>                        Ⅲ
肝心なのは、ルージンが最後の瞬間までこのような結末を全く予期していなかった事だ。貧しく寄る辺ない二人の女性が、彼の支配下から抜け出すかも知れないという可能性を想像もしなかったので、最後まで威張り散らしていたのだ。この確信をこれほどまで多いに助長したのが虚栄心と、自惚れと呼ぶのが最もふさわしい自信過剰だった。

・ 物事を思い通り進める自信に満ちていたルージンが婚約を破棄されます。事前に相手のドゥーニャに、結婚という人生の大事に当たって十分話し合う機会も与えずに事を進めたのが問題です。

コメント

_ 潤 ― 2024-11-21 09:48

結婚相手を選ぶこと、同時に自分が選ばれることの違いを考えなかった結果自尊心も自信も破壊されました。今後彼はどんな人生を送ることになりますか、この失敗を教訓として良くも悪くも生きていくのでしょう。

_ mir→潤さん ― 2024-11-22 07:13

そうですね。自尊心を傷つけられ、思い通りにならなかった口惜しさは相当でしょう。それでも、これでルージンの性格や価値観が変わるとは思えません。これまで苦労して得た経済的、社会的成功の道をさらに進みながら、自分に相応しい相手を探し出すでしょう。幸せになってほしいものです。

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