私は退散いたします2024-11-08

 ≪ Я же удалюсь, чтобы не мешать дальнейшей приятности родственного свидания и сообщению секретов (он встал со стула и взял шляпу). Но уходя, осмелюсь заметить, что впредь, надеюсь быть избавлен от подобных встреч и, так сказать, компромиссов. Вас же особенно буду просить, многоувазаемая Пульхерия Александровна, на эту же тему,тем паче что и письмо моё было адресовано вам, а не кому иначе.≫

<試訳> 「これからのご家族の団欒の楽しさと秘密の話を邪魔せぬよう、私は退散いたします」 ルージンは椅子から立ち上がり、帽子をつかんだ。「しかし、去るに当たってあえて一言申し上げておきますが、以後はこのような集まりとか、言わば妥協などというようなものは御免蒙りたく存じます。とりわけあなたには、プリヘーリヤ・アレクサンドロブナ、この点をしかとお願いしておきます。それに私の手紙はあなたに宛てたもので、他の誰に宛てたものではないのですからね」

・ 去るに当たっても不遜なルージンは、プリヘーリヤが手紙の内容を子供たちに知らせた事を根に持っている言い方です。狭量で執念深い性格が露わですが、ドゥーニャの結婚をとりやめたのかどうかはっきりしません。

コメント

_ OB ― 2024-11-08 10:17

ルージンは散々な言われようですね。この場面だけ見たら気の毒になるほど。ルージンに似た考えは、今もしばしば見かけますね。政治家などにも・・・。
それにしても、ラスコー君の母にはもっと早く気づいてほしかった。ここに至って毅然としたのでホッとしましたが。

_ mir→OBさん ― 2024-11-09 07:14

同感です。事前の話し合いの機会があまりにも少なかったので、互いに理解し合わないままでした。生き方考え方がかなり違っているので、初めから無理があったのだと思います。

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