ほとんど全ての住人が招待されている2025-10-06

 ≪Поспешив осведомиться у госпожи Липпевехзель, хлопотавшей в отсутствие Катерины  Ивановны (находившейся на кладбище) около накрывавшегося стола, он узнал, что поминки будут торжественные, что приглашены почти все жильцы, из них даже и незнакомые покойному, что приглашен даже Андрей Семёнович Лебезятников, несмотря на бывшую его ссору с Катериной Ивановной,≫

<試訳> カテリーナが墓地へ行って留守の間に、さっそく、食卓の準備せわをしているリッペベフゼリ夫人に聞いてみると、追善供養は盛大になるはずで、ほとんど全ての住人が招待されているそうで、中には故人と面識のない人達までいるし、あのレベジャートニコフまで、カテリーナと言い争いをしたにもかかわらず招待されているとの事だった。

・馬車に轢かれたマルメラードフが家に運ばれて息を引き取った後、帰り際にラスコリニコフが手にしていた金を全て彼女に渡しました。母が工面して仕送ったまとまった額です。カテリーナは今後の暮らしの備えなどを考えずに、それを全て葬儀につぎ込んでしまい、供養の席に大勢を招待しているのです。

コメント

_ 潤 ― 2025-10-06 09:00

親の反対を押切、マルメラードフと結婚したカテリーナあまりに残酷な結果を迎えてしまいました。自分が受けた教育を子供たちにもと身を捨てて育児家事を、そして身を切るような思いで連れ子の境遇に甘える暮らし、自身の病苦にもめげずの日々どんなにつらいことか.、精神は破壊されてしまいます。
その中の追善供養、幼い子もいるのに考えることは人並みに人並みにということでしょうか?ラスコーリニコフもその.お金が.どのようにして母、妹から送られてきたのかわかっていても目前のカテリーナに手渡してしまう。これは人並み.とは全く違いますが.カテリーナとどこか似ているような、、、、ラスコーリニコフも精神的にはかなり病んでいる?読んでいてとてもつらい場面でした。

_ mir→潤さん ― 2025-10-08 09:28

同感です。悲惨な中に光るものが胸を打ちます。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック