ぴったりなんで驚いたよ2011-02-05

 ≪- Напротив поразил совпадением! - весело и с жаром вскричал Иван, - Веришь ли, что я, после давешнего нашего свидания у ней, только об этом про себя и думал, об этой двадцатитрёхлетней моей жёлторотости, а ты вдруг теперь точно угадал и с этого самого начинаешь.≫

<試訳> 「それどころか、ぴったりなんで驚いたよ!」愉快そうに興奮してイワンが叫んだ。「信じられるかい、先程彼女と会って話した後この事だけを考えていたんだ、つまり23歳のこの僕が嘴が黄色いって事についてさ、ところが突然お前が見抜いたかのように、まさにその事を話し始めるじゃないか」

・ “嘴の黄色いひよっ子”と評したアリョーシャの鋭さにイワンが驚きます。カテリーナに惹かれながらの決別が彼には痛手だったようで、急にモスクワへ発とうとするのも関連しているようです。論理で割り切れない感情の問題での挫折体験が“嘴の黄色い”と自嘲させたのではないでしょうか。

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