君を待っていたんだ2024-03-07

 ≪- Не совсем так, это правда, - тотчас же согласился Разумихин, торопясь и разгорячаясь по обыкновению. - Видишь, Родион: слушай и скази своё мнение. Я хочу. Я из кожи лез вчера с ними и тебя поджидал; я и им про тебя говорил, что придёшь... Началось с воззрения социалистов. Известно воззрение: преступление есть протест против ненормальности социального устройства - и только, и ничего больше, и никаких пртичин больше не допумается, - и ничего!≫

<試訳> 「そんな形はとらなかったな、それは本当だ」 例のごとく、すぐさま、あわてて興奮しながらラズミーヒンが賛成した。「いいかいロジオン、よく聞いて自分の考えを言ってくれ。頼むよ。夕べ僕は彼等を相手に必死になっていて、君を待っていたんだ。彼等にも、君が来ると話していたものだから…。社会主義者たちの見解から議論が始まったんだ。見解は知っての通りで、犯罪は異常な社会機構に対する抗議である、と言うんだ。その一点張りで、それ以上の事は何もないし、他のどんな理由も認めない、どんな理由もだよ!」

・ ラズミーヒンが語るのは、昨夜のパーティでの話です。その中にポルフィ―リィやザメートフもいました。酒席でこのようなテーマで議論し合って盛り上がるところに、時代、社会情勢、国柄の違いを感じます。招かれていたラスコーリニコフが立寄って戸口で言葉を交わした後、体調を心配したラズミーヒンが抜け出して一緒に下宿まで送りました。

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