俗物軍団の一人2025-10-20

 ≪Несмотря на все эти качества, Андрей Семёнович действительно был глуповат. Прикомандировался же он к прогрессу и к "молодым поколениям нашим" - по страсти. Это был один из того бесчисленного и разноличного легиона пошляков, дохленьких недоносков и всему недоучившихся самодуров, кторые мигом пристают непременно к самой модной ходячей идее, чтобы тотчас же опошлить ей, чтобы мигом окарикатурить всё, чему они же иногда самым искренним образом служат.≫

<試訳> これらの性格があるにも拘わらず、レベジャートニコフは実際、利口ではなかった。彼は進歩主義や “ 我らが若者世代 ” に走ったのは、一時の熱情からだった。彼は、最新流行の思想となると必ず瞬く間に飛びつき、それをあっという間に俗悪なものにしてしまうのだ。時には真面目に奉仕しているものを全て滑稽なものにしてしまう、能力が低く弱い、学びも中途半端な種々雑多な多くの俗物軍団の一人だった。

・ レベジャートニコフの考え方や行動についての実に長い批評です。かなり低い評価です。その背景となっている、当時の活発な思想界の状況の反映も感じられます。

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