暗示しているだけなんだ2024-04-17

 ≪Ведь это разрешение крови по совести, это... это, по-моему, страшнее, чем бы официальное разрешение кровь проливать, законное...
- Совершенно справедливо, - страшнее-с, - отозвался Порфирий.
- Нет, ты как-нибудь да увелёкся! Тут ошибка. Я прочту... ты увлёкся! Ты не можешь так думать... Прочту.
- В статье всего этого нет, там только намеки, - проговорил Раскольников.≫

<試訳> 「だって、この、良心に照らして流血を認めると言うのは、これは… これは、僕の考えでは、法律で、公的に流血を許可するのよりももっと怖いよ…」
「全くその通り、もっと怖いですな」 ポルフィーリイが応じた。
「いや、君は何だか興奮し過ぎだ! 間違ってる。僕が読んでみる… 興奮し過ぎたんだ! 君がそんな風に考えるはずがない…。読んでみるよ」
「論文にはそんな事は一切ないよ、暗示しているだけなんだ」 ラスコーリニコフが言った。

・ この議論は、ポルフィーリイ判事がラスコーリニコフの犯罪に関する論文に言及したのが発端です。誘いに乗ってラスコーリニコフは自説を詳しく説明しました。そこにはラズミーヒンが怖れる内容が含まれています。友に指摘されて、ラスコーリニコフは少しあわてたようです。

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