自分のした事への戦慄と嫌悪の念2021-06-07

 ≪понять при этом, сколько затруднений, а может быть, и злодейств ещё остаётся ему преодолеть и совершить, чтобы вырваться отсюда и добраться домой, то очень может быть, что он бросил бы всё и тотчас пошёл бы сам на себя объявить, и не от страху даже за себя, а от одного только ужаса и отвращения к тому, что он сделал. Отвращение особенно поднималось и росло в нём с каждою минутою.≫

<試訳> ここから脱出して家に辿り着くために、どれほどの困難を乗り越え、あるいは、さらに悪行を重ねる必要があるかも知れない、と理解できさえしたなら、おそらく彼は全てを投げ出して即刻自首したに違いない。それは自分に迫る恐れからなどではなく、ただ自分のした事への戦慄と嫌悪の念だけからなのだ。特に嫌悪感は彼の胸の内で刻一刻と増大していった。

・ 今後の困難を想像できない彼に、自首する選択肢はないのです。凶行後の今になって嫌悪感を募らせて逃げ出したくなるのですが、罪悪感がないのが不可解です。

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