彼女達に仕える権利を得た2024-12-05

 ≪Он не смел ещё вполне его выразить, но весь дрожал как в лихорадке, как будто пятипудовая гиря свалилась с его сердца. Теперь он имеет право отдать им всю свою жизнь, служить им... Да мало ли что тепеть! А впрочем, он ещё пугливее гнал дальнейшие мысли и боялся своего воображения.≫

<試訳> ラズミーヒンはまだ思い切ってその気持を十分に表わせなかったが、まるで心に掛かっていた80kgの錘が取り去られたかのようで、熱病に罹ってでもいるように全身が震えていた。今や彼は彼女達に全生涯を捧げ、彼女達に仕える権利を得たのだ…。今だって何が起こるか分からない! それなのに彼は怖気づいて、それより先を考えるのを振り払い、自分の想像を恐れていた。

・ ドゥーニャが結婚を取りやめた事を、ラズミーヒンは震えるほど喜んでいます。自分がまた彼女たちを世話できるのが嬉しいのですが、もうそこには特別な感情がある感じです。自分でそれを意識するのを恐れています。

コメント

_ 潤 ― 2024-12-05 16:44

ラズミーヒンさん控えめな方ですね。様子が目に浮かびます。真っ直ぐ感情を育てていけますように。

_ mir→潤さん ― 2024-12-06 09:04

彼は直情的で活発なのですが、ここではラスコーリニコフ家の問題なので口を挟まずに自分を抑えていたようですね。率直で純粋な存在に救われます。

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