二人ともお黙り2012-10-19

 ≪- Будто уж так и спасла тебя! - засмеялся Ракитин злобно. - А она тебя проглотить хотела, знаешь ты это?
- Стой, Ракитка! - воскочила вдруг Грушенька, - молчите вы оба. Теперь я всё скажу: ты, Алёша, молчи, потому что от твоих таких слов меня стыд берёт, потому что я злая, а не добрая,- вот я какая. А ты, Рактка, молчи потому, что ты лжёшь. Была такая подлая мысль, что хотела его проглотить, а теперь ты лжёшь, теперь вовсе не то... и чтоб я тебя больше совсем не слыхала, Ракитка! - Всё это Грушенька проговорила с необыкновенным волнением.≫

<試訳> 「まるで彼女はお前を救済したようじゃないか!」 意地悪そうラキーチンがせせら笑った。「けど、彼女はお前を呑み込もうとしてたんだぜ、分ってんのかい」
「おやめ、ラキートカ!」 グルーシェンカがさっと立ち上がった。「二人ともお黙り。私が今、何もかも話すわ。アリョーシャ、言わないで、だってあなたのそんな言葉、私は恥かしくてたまらないわ。私は邪悪な女で善良じゃないもの、こんな女なのよ。そしてラキートカ黙るのよ、なぜって嘘をついてるからよ。そりゃあ、この人を呑み込もうという卑しい考えはあったわ、でも今はあんたが言ったのは嘘なの、そんな考えは今となってはこれっぽっちもないのよ・・・ あんたの話などこれ以上何も聞きたくないわ、ラキートカ!」 グルーシェンカは異常なほどに興奮して全てを語った。

・ グルーシェンカがアリョーシャを誘惑しようと考えていたと認め、少し前に述べていたように “ 自分の良心 ” を見るように彼に素直な気持を語るのです。

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