他の部類に属すると空想して2024-04-08

 ≪Потому, согласитесь если произойдёт путаница и один из одного разряда вообразит, что он принадлежит к другому разряду, и начнёт "устранять всё препятствия", как вы весьма счастливо выразились, так ведь тут...
- О, это весьма часто бывает! Это замечание ваше ещё даже остроумнее давешнего...
- Благодарю-с..
- Не стоит-с; но примите в соображение, что ошибка возможна ведь только со строны первого разряда, то есть "обыкновенных" людей (как я, может быть очень неудачно, их назвал).≫

<試訳> 「というのは、お分かりいただけるでしょうが、もし混乱が生じて片方の部類の人間が他の部類に属すると空想して、あなたが大いに上手に表現なされた様に、‟ あらゆる障害を取り除き ” 始めたなら、その時は…」
「ああ、それは大いによくある事です! そのご指摘は先ほどよりもいっそう鋭いくらいで…」
「これはどうもありがとう…」
「どういたしまして。しかし考えていただきたいのは、そのような間違いは実際には第1の部類、つまり、‟ 凡人 ”  ( 非常にまずい言い方かもしれませんが、私がそう呼んでいる ) の側からだけ起こり得るという事です」

・ 判事が人間を2つの部類に分ける事についての問題点を指摘します。まずどのように見分けるのか、次に、自分の所属とは違うと感じて他の所属を望む人間が現れた場合についてです。ラスコーリニコフはこれに答えなければなりません。彼自身の事でもあるようで、鋭い質問です。

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