胸は希望に燃え上った2012-01-14

 ≪И вот покажись мне, что девица расположена ко мне сердечно, - разгорелось моё сердце при таковой мечте. Потом уж сам постиг и вполне догадался, что может быть вовсе я её и не любил с такою силой, а только чтил её ум и характер возвышенный, чего не могло не быть.≫

<試訳> やがて令嬢が私に対して心から好意を抱いているように思われたので私の胸は希望に燃え上がったのです。かなり後になって自分で悟り、大いに思い当たったのですが、彼女をそんなに強く愛していたというわけではなく、ただその高尚な賢明さや性格を当然の事ながら尊敬していただけかも知れません。

・ 赴任地の社交界で女性に魅せられる青年将校、トルストイの小説の舞踏会シーンを思い出します。ただ、これは回想記録なので散文調で展開が早いようです。

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