また邪推し始める2013-06-17

 ≪Но зато, когда исчезала Грушенька, Митя тотчас же начинал опять подозревать в ней всё низости и коварства измены. Угрызений же совести никаких при этом не чувствовал. Итак, ревность закипела в нём снова. Во всяком случае надо было спешить.≫

<試訳> それなのに、グルーシェンカが姿を消したとたんにミーチャは、彼女が全く卑劣で狡猾な裏切りをしているのでは、とまた邪推し始めるのだった。そんな折にはどんな良心の呵責も感じる事などなかった。このようにして、嫉妬心が彼の中に再び沸々と湧いてきた。何はともあれ急がなければならなかった。

・ これではドミートリィは作者の定義する “ 真のやきもち焼き ” に他なりません。彼の次の振舞いが心配になります。

コメント

_ 慎之介 ― 2013-06-17 15:22

やきもちに崇高さがあるという見方にそうなのかな?と思いますが、人間の心だけでなく、動物にもやきもちと思われるところがあり、哺乳類にはみな持っている感情だと私は認識しています。人間以外はそれを素直に表現していると思っています。

_ mir→慎之介さん ― 2013-06-17 20:04

とても興味深いです。進化の過程で生じた、何か生存にとってプラスの意味も持つ必要な感情なのでしょうか。

_ 慎之介 ― 2013-06-19 10:06

進化の過程とは別ものでは?育つ過程の哺乳に関係しているのでは?哺乳行動では、親子ともども幸せ感いっぱいと思います。普通は。
やきもちは、愛情表現のひとつと私は見ています。その表現の仕方がその人の生育に左右されると見ています。

_ mir→慎之介さん ― 2013-06-19 18:00

そうなんですね。人間界の大人では独占欲や自己顕示、ひどい時は事件がらみであまり良い印象がありませんが。

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