心神喪失って何でしょう2016-07-29

 ≪Ведь это две недели как было. Только, Алёша, ужас я что говорю, а вовсе не говорю об чём надо? Ах, само говорится!
- Мне сегодня ужасно как нужно поспеть во-время к брату, - пролепетал было Алёша.
- Именно, именно! Вы мне всё напомнили! Послушайте, что такое аффект?
- Какой аффект? - удивился Алёша.
- Судебный аффект. Такой аффект, за который всё прощают. Что бы вы ни сделали - вас сейчас прстят.≫

<試訳> 「だって、あれがあって2週間の事ですもの。ただ、アリョーシャさん、ひどいわね私おしゃべりで、なのに必要な事はさっぱり話してないわよね? ああ、ひとりでに話してしまうのよ!」
「僕は今日、是が非でも遅れずに兄のところを訪れなければならないのですが」 アリョーシャがためらいがちに言いかけた。
「もっともです、そうですとも! 何もかも思い出させてくれましたわ! よろしいですか、心神喪失って何でしょうね?」
「心身喪失と言いますと?」 アリョーシャが訝った。
「裁判に関わる心身喪失ですよ。それを理由に全て許されるという心神喪失ですわ。たとえ何をしても、すぐに許されるのよ」

・ アリョーシャが急がなければならない事情を口にし、やっと夫人も気がつくのです。けれどもまた新しい話題に移り話をやめようとしません。心神喪失はドミートリィを念頭においているのでしょう。

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