優しさや美しさや正義を渇望する2019-07-31

 ≪- эти сердца весьма часто жажудут нежного, прекрасного и справедливого, и именно как бы в контраст себе, своему буйству, своей жестокости, - жаждут бессознательно, и именно жаждут. Страстные и жестокие снаружи, они до мучения способны полюбить, например, женщину, и непременно духовною и высшею любовью. Опять-таки не смейтесь надо мной: это именно так всего чаще бывает в этих натурах!≫

<試訳> この様な心の持ち主は極めてしばしば優しさや美しさや正義を渇望するのです。それはまさに自分自身と、つまり自分の粗暴な振舞いや残酷さと対照をなすかのように無意識に渇望します、そう、まさしく渇望するのです。表向きは情熱的で残酷でありながら、たとえば女性を苦しいほど愛する事ができ、それも必ずや精神的な至高の愛をもってなのです。私をまた笑わないで下さい。これはこのような天性の人間には実にしばしば見られるのです。

・ 多くの人がドミートリィを表面的に見ているのに対して、弁護士はより深い対照的な面を理解するよう主張します。アリョーシャは兄のそのような内面を知る数少ない理解者でしょう。
粗暴に見える人間にさえ高潔さを見出せるという作者の人間観です。悲劇的状況にあっても、なお人間を肯定できるのは何という救いでしょう。

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