理解されず誤解されやすい心2019-07-30

 ≪Не смейтесь, не смейтесь над моею идеей! Талантливый обвинитель смеялся давеча над моим клиентом безжалостно, выставляя, что он любит Шиллера, любит "прекрасное и высокое". Я бы не стал над этим смеяться на его месте, на месте обвинителя! Да, эти сердца - о, дайте мне защитить эти сердца, столь редко и столь несправедливо понимаемые,≫

<試訳> 笑わないで下さい、私の考えを笑わないで下さい! 有能な検事は先ほど、私の依頼人がシラーを愛読し、“ 美的なもの、高尚なもの ” を好む事を取り上げて、薄情にも嘲笑したのです。私が彼の立場、つまり検事の立場であれば、それを嘲りはしません! そう、このような心、ああ、ごく稀にしか理解されず誤解されやすい、このような心を私に弁護させて下さい。

・ 弁護士は表面的な粗暴さに隠れているドミートリィの優しい気質を理解して弁護しようとます。皆が持っている先入観を何とか覆そうと熱を込めて訴え続けます。

コメント

_ 慎之介 ― 2019-07-30 09:52

弁護士の必死の弁護、明確な証拠のない裁判での後方攻め、どんな判定となるのか?小説であるにも関わらずついつい今を思ってしまいます。

_ mir→慎之介さん ― 2019-07-31 11:11

それほど激しい展開ではないのに、その臨場感に引き込まれますね。弁護士がドミートリィを深く理解し、知力を尽くしているのが伝わってきます。

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