侮辱に耐えているんだ2024-05-13

 ≪Если бы ты знал, как я бесился! Как: из-за того, что бедный студент, изуродованный нищетой и ипохондрией, накануне жестокой болезни с бредом, уже, может быть, начинавшейся в нём (заметь себе!), мнительный, самолюбивый, знающий себе цену, и шесть месяцев у себя в углу никого не видавший, в рубище и в сапогах без подмёток, - стоит перед какими-то кварташками и терпит их надругательство;≫

<試訳> 「僕がどんなに憤慨したか君に分かってもらえたらなあ! 赤貧と憂鬱症にうちのめされた貧乏学生が、譫言を言うほどひどい熱病の前日に、病気がもう始まっていたかもしれない時にだよ (いいかい!)。この猜疑心と自尊心が強く、自分の真価をわきまえていて、6か月も自分の部屋に閉じこもって誰にも会わずに、ぼろ服を着て、底の抜けた長靴を履いている男が ― つまらない警官どもの前に立って侮辱に耐えているんだ」

・ ラズミーヒンがラスコーリニコフの心情を代弁しています。ラスコーリニコフへの信頼が厚く、あのような事件を起こすなどとは考えてもいませんから、当局の動きへの憤慨が止まりません。それにしても、もうドゥーニャ達の待つ建物に着いているのに、話が止まりません。ルージンがやって来る大切な会合が待っています。

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