もの笑いの種になるだけですわよ2024-08-11

≪- От вас это станется, Аркадий Иванович; не много чести вам, что вы, не успев жену схоронить, тотчас и жениться поехали. И хоть бы выбрали-то хорошо, а то ведь, я знаю, - ни ей, ни себе, только добрых людей насмешите". Взяла да и вышла, и хвостом точно как будто шумит. Экой ведь вздор, а?
- Да вы, впрочем, может быть, всё лжёте? - отозвался Раскольников.≫

<試訳> 「“ それはあなたのしそうなことですけれど、アルカージィ・イワーノビッチ。でも、妻の葬儀もそこそこに、すぐ結婚しにお出かけなんて、あまり名誉な事じゃありませんわね。それも、立派な相手をお選びならまだしも、私は知っていますが、あの娘さんのためにも、あなたご自身のためにもならないで、もの笑いの種になるだけですわよ” 」 そう言うとプイと出て行ってしまいましてね、裾を引きずるような音が聞こえました。馬鹿な話じゃありませんか、ねえ?」
「まあ、多分、みんなあなたの作り話ですね?」 ラスコーリニコフが応じた。

・ いかにも興をそそるようにでき過ぎたスビドリガイロフの話に、ラスコーリニコフは信じる気になりません。用件には何の関係もない、夫婦の日常会話を聞かされているだけで無駄な時間が過ぎていくので、うんざりのようです。