3千ルーブルの紙包み2013-09-02

 ≪- Где же ты? - крикнул опять старик и высунул ещё больше голову, высунул её с плечами, озираясь на всё стороны, направо и налево; -иди сюда; я гостинчику проготовил, иди, покажу!..
"Это он про пакет с тремя тысячами", - мелькнуло у Мити.
- Да где же?.. Али у дверей? Сейчас отворю...≫

<試訳> 「いったいお前はどこにいるんだい?」 また老人は叫んで、左右をあちこち見回しながら肩を乗りだしさらに首を大きく伸ばした。「ここにおいで。贈物を用意してあるんだぞ、おいで、見せてあげよう!・・・」
“ あれは3千ルーブルの紙包みの事を言ってるんだ ” ミーチャの頭にひらめいた。
「さあいったいどこにいるんだい? 戸口のそばなのか? 今すぐ開けてやろう・・・」

・ 偽りの合図を聞いたフョードルが幻のグルーシェンカの姿を追います。木陰で息を詰めて見つめるドミートリィ、外の暗闇に身を乗り出すフョードルが背後からの明かりに浮かぶ構図は、レンブラントの絵画を思わせます。

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