キャンディでも舐めてな2014-06-21

 ≪- Лайдак! - прокричал в ответ который-то из панов.
- А ты подлайдак! Мелкий ты подлечёночек; вот ты кто.
- Перестали бы вы над Польшей-то насмехаться, - сентенциозно заметил Калганов, тоже не под силу себе охмелевший.
- Молчи, мальчик! Если я ему сказал подлеца, не значит, что я всей Польше сказал подлеца. Не составляет один лайдак Польш. Молчи, хорошенький мальчик, кофетку кушай.≫

<試訳> 「ろくでなしめ!」 紳士のどちらかが答えて叫んだ。
「じゃあ、お前はろくでなし以下だ! つまらん下司野郎だよ、そんなところさ」
「ポーランドを嘲笑するのはよしたほうがいいでしょう」 カルガーノフが、やはり自分を抑えきれぬほど酔って、諭すように意見を述べた。
「黙ってな、坊っちゃん! あいつを卑劣漢と言ったからって、ポーランド人がみな卑劣だと言ってるんじゃないさ。ポーランドが一人のろくでなしからできてるわけじゃなし。黙ってるんだ、かわいい坊っちゃん、キャンディでも舐めてなよ」

・ 珍しく若いカルガーノフがドミートリィをたしなめます。罵り合うのを聞き、酔いにまかせて率直に言わずにいられなかったのでしょう。

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