僕は泥棒なんだ2014-06-26

 ≪- О да, да, непременно! - сжимал её в объятиях Митя, - увезу тебя, улетим... О, всю жизнь за один год отдам сейчас, чтобы только не знать про эту кровь!
- Какая кровь? - в недоумении переговорила Грушенька.
- Ничего! - проскрежетал Митя. - Груша, ты хочешь, чтобы честно, а я вор. Я у Катьки деньги украл... Позор, позор!≫

<試訳> 「ああそうしよう、もちろん、必ずな!」 ミーチャはグルーシェンカを抱きしめた。「連れて行くよ、すぐ飛び立とう・・・。ああ、あの血について分りさえすれば、この一年の代わりに今すぐ一生を差し出したっていい!」
「血って、何の事?」 グルーシェンカがけげんそう聞き返した。
「何でもないさ!」 ミーチャは歯ぎしりした。「グルーシャ、正直になろうって言ったね、だけど僕は泥棒なんだ。僕はカテリーナの金を盗んだんだ・・・。恥知らずさ、恥知らずなんだ!」

・ ドミートリィがカテリーナの金の使い込みをグルーシェンカに打ち明けます。さらに重大なグリゴーリィの血を流した件は説明しません。二人が心を通わせ合えた幸せな瞬間なのに、彼の心は自責の念に重く沈みます。

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