見解は極めて特異2018-05-09

 ≪Не скрою от вас, что он в высшей степени особлив и противоречит всем прочим показаниям, полученным прокуратурою. А потому и нахожу нужным спросить вас уже с настойчивостью: какие именно данные руководили мысль вашу и направили её на окончательное убеждение в невиновности брата вашего, и, напротив, в виновности другого лица, на которого вы уже указали прямо на предварительном следствии?≫

<試訳> 「あなたの見解は極めて特異で、検察が集めた他の全ての証言と食い違っている事を、私は隠しません。ですから、しつこいほどあなたに質問する必要があるわけです。すなわち、果たしてどのような根拠があなたの見解を導き、兄上が無実だという最終的確信へと向け、また反対に、すでに予審において率直に名を挙げられた他の人物の犯行であるとしたのですか?」

・ アリョーシャが兄の無実を確信する根拠を問われます。アリバイも物証もないどころか不利な証言ばかりなので厳しい問いになります。彼は “ 他の人物 ” おそらくスメルジャコフの名を予審で示していたのです。

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