無罪に決まってるさ2019-09-26

 ≪- А что?
- Ума палата.
- Да он всё молчит.
- Молчит-то молчит, да ведь тем и лучше. Не то что петербургскому его учить, сам весь Петербург научит. Двенадцать человек детей, подумайте!
- Да помилуйте, неужто не оправдают? - кричал в другой группе один из молоды наших чиновников.
- Оправдают наверно, - послышался решительный голос.≫

<試訳> 「それがどうしました?」
「才知に富んでいましてね」
「ああ、あの男はいつも黙っていますがね」
「無口な事は無口ですが、全くその方がいいんです。ペテルブルグ人が彼に教えるどころじゃなく、逆に彼の方が全ペテルブルグ人に教えてやれるほどです。12人も子供がいましてね、たいしたもんです!」
「とんでもない、無罪にならないなんて事がありますか?」 別のグループで、この町の若い官吏の一人が叫んだ。
「無罪に決まってるさ」 断定する声が聞こえた。

・ あちこちで議論の渦ができ、評決の結果を予想し合っていますが、無罪の予想が多く聞かれます。けれどもそれは多分に情緒的で論理的ではありません。“ ペテルブルグ人 ” は弁護士を指しているようです。日常的な短い会話文は、訳し方が多様で、ニュアンスを伝えるのが難しく感じます。

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