護衛など何のために2015-08-25

 ≪- Ведь это народ-то у нас, Маврикий Маврикиевич, совсем без срыда! - восклицал Трифон Борисыч. - Тебе Аким третьего дня четвертак денег, ты их пропил, а теперь кричишь. Доброте только вашей удивляюсь с нашим подлым народом, Маврикий Маврикиевич, только это одно скажу!
- Да зачем нам вторую тройку? - вступился было Митя, - поедем на одной, Маврикий Маврикич, небось не взбунтуюсь, не убегу от тебя, к чему конвой!≫

<試訳> 「ここの奴らはですな、マブルーキィ様、まるっきり恥知らずなんでして!」 トリフォンが叫んだ。「お前はおとといアキームから25コペイカの金をもらって飲んじまったくせに、こうしてわめきやがって。マブルーキィ様、こんな卑しい連中にあなた様がご親切なのには驚くばかりで、これだけはひとつ申し上げたいんで!」
「どうして2台も馬車がいるんだい?」 ミーチャが口をはさもうとした。「1台で行きましょうや、マブルーキィ警部、逆らったり君から逃げ出したりなどはしないよ、護衛など何のために!」

・ マブルーキィはこの地区の分署の警部なので、ドミートリィにとっては町からやって来た検事や予審判事より気安いようです。

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