奴らの心は乾いている2016-09-27

 ≪- Что он к тебе так часто повадился? Подружился ты с ним что ли? - спросли Алёша, кивая тоже на дверь, в которую убрался Ракитин.
- С Михаилом-то подружился? Нет, не то чтоб. Да и чего, свинья! Считает, что я... подлец. Шутки тоже не понтмают - вот что в них главное. Никогда не поймут шутки. Да и сухо у них в душе, плоско и сухо, точно как я тогда к острогу подъезжал и на острожные, стены смотрел. Но умный человек, умный. Ну, Алексей, пропала теперь моя голова!≫

<試訳> 「ラキーチンはどうして兄さんの所にこんなにしょっちゅう親しげにやって来るんです? 仲良くなったんですか?」 アリョーシャも、ラキーチンが出て行った戸を顎で示しながら尋ねた。
「ラキーチンなどと仲良くなっただと? とんでもない、なるわけがないよ。あんな豚野郎! 僕の事を… 卑劣漢だと思ってるんだ。冗談も解さない輩で、これこそが奴らの特徴さ。冗談を決して理解しないのがな。それに奴らの心は乾いている、薄っぺらで干からびていて、ちょうど僕が護送されて刑務所に近づいた時、牢獄に向かって壁を眺めたのとそっくりさ。でもな、賢いことは賢い男なんだ。ところで、アリョーシャ、いよいよ僕の頭も駄目になったよ!」

・ ドミートリィはラキーチンの才能を認めながらも全く軽蔑しているようです。公判前夜の兄弟の会話が始まります。

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