倫理学ってのは何だい2016-09-29

 ≪Да, завтра суд, только я не про суд сказал, что пропала моя голова. Голова не пропала, а то, что в голове сидело, то пропало. Что ты на меня с такою критикой лице смотришь?
- Про что ты это, Митя?
- Идеи, идеи, вот что! Эфика. Это что такое эфика?
- Эфика? - удивился Алёша.
- Да, наука что ли какая?
- Да, есть такая наука... только... я признаюсь, не могу тебе объяснить какая наука.≫

<試訳> 「そう、明日は公判だな、けれども僕の頭が駄目になったと言ったのは公判についてじゃないぜ。頭は無くなっちゃいないけど、頭の中にあったものが無くなったのさ。何をそんな批判するような顔つきで僕を見てるんだい?」
「何について言ってるんですか、ミーチャ?」
「思想さ、思想だよ、それなんだ! エチカだ。この倫理学ってのは何だい?」
「倫理学ですって?」 アリョーシャがいぶかった。
「そうだ、そんな学問はあるかな?」
「ええ、そういう学問もあるけど… ただ… 実を言うと、どんな学問か説明できません」

・ 明日の事が差し迫っているというのに、ドミートリィの話は抽象的で何を言おうとしているのかはっきりしません。アリョーシャは戸惑います。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック