冷酷な性分だよ2016-11-04

 ≪- Что адвокат! Я ему про всё говорил. Мягкая шельма, столичная. Бернар! Только не верит мне ни на сломанны грош. Верит, что я убил, вообрази себе, - уже я вижу. "Зачем же, спрашиваю, в таком случае вы меня защищать приехали?" Наплевать на них. Тоже доктора выписали, сумасшедшим хотят меня показать. Не позволю! Катерина Ивановна "свой долг" до конца исполнить хочет. С натуги! (Митя горько усмехнулся.) Кошка! Жекстокое сердце!≫

<試訳> 「弁護士が何だい! 彼には洗いざらい話したさ。人当たりのよいペテン師だよ、都会のな。ベルナール一派だ! 僕の言う事をほんの少しも信じちゃいない。僕が殺したと信じ込んでいるんだ、分かるだろう、こちらはとっくにお見通しさ。“ なんでこんなケースで僕を弁護しようとするんだい ” と尋ねたほどだ。あいつなどどうでもいい。気が違ったように見せたくて医者まで呼びやがった。そうはさせんぞ! カテリーナが最後まで “ 自分の義務 ” を果たしたいのさ。無理してるよ!」 ミーチャは苦々しく笑った。「猫め! 冷酷な性分だよ!」

・ 弁護士を呼び寄せたのはカテリーナです。婚約していながらグルーシェンカに走ったドミートリィとしては、それが善意だと受け取れないのです。それにしても “ 冷酷 ” と言える立場でもないと思うのですが。弁護士を全く信頼せずに、裁判が有利に進むはずもありません。

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