被告本人の発言が許された2019-09-17

 ≪Но при этих словах председатель осадил и его, и Фетюкович, поклонясь, закончил свой ответ, провожаемый всеобщим одобрительным говором залы. Ипполит же Кириллович, по мнению наших дам, был "раздавлен навеки". Затем предоставлено было слово самому подсудимому. Митя встал, но сказал немного. Он был страшно утомлён и телесно, и духовно. Вид независимости и силы, с которым он появился утром в залу, почти исчез.≫

<試訳> しかし、これらの言葉を聞いて裁判長が弁護士をもたしなめたので、フェチューコビッチは一礼して、廷内全体の賛辞のざわめきに送られて自分の弁論を終えた。イッポリート検事はと言うと、町の婦人達の意見では、“ 永久に押し潰されて ” しまった。その後、被告本人の発言が許された。ミーチャは立ち上がったが、多くを語らなかった。彼は肉体的にも精神的にも恐ろしく疲れ切っていた。彼が朝、法廷に現れた時の毅然とした力に溢れた様子がすっかり消え失せていた。

・ 弁護士の再弁論は傍聴人の心情をとらえたようです。いよいよドミートリィの発言の機会ですが、いつもの威勢の良さは失われて悄然としています。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック