人生は楽園です2011-12-04

 ≪- "Ах милый, ну какое тебе веселье, когда ночь горишь в жару да кашляешь, так что грудь тебе чуть не разорвёт". - "Мама, - отвечает её, - не плачь, жизнь есть рай, и все мы в раю, да не хотим знать того, а если бы захотели узнать завтра же и стал бы на всем свете рай". И дивились все словам его, так он это странно и так решительно говорил; умилялись и плакали.≫

<試訳> “ああお前、どうして楽しいなんて、夜は高熱に浮かされ咳込んで胸も破れそうだと言うのに”と言う母に応え“ママ、泣かないで、人生は楽園です、僕達はみな楽園にいるんです。そうなんです、それを知ろうとしないだけで、知ろうとすれば明日にでも全世界が楽園になるんですよ”と言うのです。兄の言葉に皆驚きました。それほど霊妙な調子でしかもきっぱりと言ったものですから、皆が感動し涙しました。

・ 嘆く母に息子が語る姿はまるで聖職者のようです。その心境の変化の過程が詳しく描かれていないのですが、長老の死後アリョーシャが回想をまとめた形式をとっているためでしょう。

コメント

_ 慎之介 ― 2011-12-04 16:50

残念です。心境の変化の過程を知りたかったのに。

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