神の鳥たちよ2011-12-14

≪Выходили окна его комнаты в сад, а саду у нас был тенистый, с деревьями старыми, на деревьях завязались весенние почки, прилетели ранние птички, гогочут, поют ему в окна. И стал он вдруг, глядя на них и любуясь, просить у них прощения: "Птички божие, птички радостные, простите и вы меня, потому что и пред вами я согрешил"≫

<試訳> 兄の部屋の窓は庭に面していて、庭には老木が陰をつくり、その木々に春の蕾がふくらみ始め、気の早い鳥が飛んできては兄の窓辺に向かって囀り歌うのでした。兄はふと愛情深げに鳥たちを眺め許しを乞い始めたのです。“神の鳥たちよ、歓びの鳥たちよ、お前達も僕を許しておくれ、お前達にも僕は罪を犯していたからね”

・ 鳥にさえ許しを乞うという罪の意識は推し量ることも難しいです。医師が言うようにこの世ではとても生活できないでしょう。彼の心はすでに天の花園にあるかのようです。

コメント

_ 慎之介 ― 2011-12-14 15:59

人は、この世で生きているだけで罪深い。そんな思いになります。自分以外の命を貰わないと生きていけないことが大罪なのでは?

_ mir→慎之介さん ― 2011-12-14 16:59

深く考えずにいましたが事実は本当にそうですね。罪と言うべきなのか分かりませんが。人類全体が自然界を破壊しつつあると憤りながら、自分もそのような存在だと気付かされました。他にもまだ知らずに傲慢に生きている部分がありそうです。

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