単なる夢に過ぎないのでは2012-03-17

 ≪- "А когда, воскликнул я ему тут с горестию, - сие слудется, и сбудется ли ещё когда-нибудь? Не мечта ли сие лишь только?" - "А вот уж вы, - говорит, - не веруете, проповедуете и сами не не веруете. Знайте же, что несомненно сия мечта, как вы говорите, сбудется, тому верьте, но не теперь, ибо на всякое действие свой закон. Дело это душевное, психологическое. Чтобы переделать мир по-новому, надо, чтобы люди сами психически повернулись на другую дорогу.≫

<試訳> “いったい、いつ”、そこで私は愁いを含んで叫びました。 “それが実現するのはいつでしょう。いつかは実現するのでしょうか。これは単なる夢に過ぎないのではないですか” - “何と、あなたは” と彼は言いました。 “信じておられないのです。説いておられながらご自身は信じておられないのです。よろしいですか、あなたが語られたこの夢は疑いもなく実現します。それをお信じなさい。ただし、今ではありません。どんな物事にも法則がありますから。これは精神的な心理的な問題です。世界を新しいやり方で作り直すためには、人々が自ら精神的に別の道へと向きを変えなければいけません”

・ 決闘の場で “楽園の到来” を説いていた彼が、実は疑念を持っていたことが分かり、かえってリアルです。兄の考えへの共感から自分自身の確信に至るには “別の道へと向きを変えなければならない” のでしょう。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック