殊勝に誓った2015-09-20

 ≪После случая на железной дороге, у Коли в отношениях к матери произошла некотрая перемена. Когда Анна Фёдоровна (вдова Красоткина) узнала о подвиге сына, то чуть не сошла с ума от ужаса. С ней сделались такие страшные истерические припадки, продолжавшиеся с перемежками несколько дней, что испуганный уже серьёзно Коля дал ей честное и благородное слово, что подобных шалостей уже никогда не повторится.≫

<試訳> 鉄道の事件の後、母親に対するコーリャの態度にある変化が生じた。アンナ・フョードロブナ(クラソートキナ未亡人)が、息子が身を賭した所業を知ると、恐怖で気も狂わんばかりだった。彼女は数日も断続的に続く恐ろしい神経の発作を起こしたほどで、心の底から驚いたコーリャは、あのような振舞いはもう二度としないと母親に殊勝に誓ったのだった。

・ ひたすら無事を願って育ててきた息子が、敢えて危険を犯した事を知った時の母親の衝撃は計り知れません。コーリャは母の気遣いを思い知ります。

コメント

_ 慎之介 ― 2015-09-20 13:36

親って子供が成人するまで、はらはらどきどきの連続だと思います。
想像力のある人に育ってもらいたい。これは私の願いですが。

_ mir→慎之介さん ― 2015-09-20 21:49

母親の愛情は理屈ではありません。コーリャは束縛に感じていたかも知れませんが、母の嘆きを知って一つ成長したのでしょう。
「想像力」は誰にとっても、大切な資質だと強く感じます。その土台になる知識も必要ですね。

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