生きなけりゃならないのは彼2019-11-18

 ≪Я не посмел пытать дальше. Понимает ведь уж кажется теперь, что та любит не меня а Иван?
- Так ли? - вырвалось у Алёши.
- Пожалуй и не так. Только она утром теперь не придёт, - поспешил ещё раз обозначить Митя, - я ей одно поручение дал... Слушай, брат Иван всех превзойдёт. Ему жить, а не нам. Он выздоровеет.≫

<試訳> 僕はそれ以上問いただす事などできなかったよ。カーチャが僕ではなくイワンを愛しているのを、今じゃもう彼女だって分かっているだろう?」
「そうかな?」 アリョーシャが思わず言った。
「あるいはそうじゃないかも知ないけどな。ただ、今朝は来ない」 急いでミーチャがもう一度強調した。「彼女に頼み事を一つしたんだ…。いいかい、イワンは兄弟中で一番偉くなる。生きなけりゃならないのは彼さ、僕らじゃない。あいつはすっかり治るよ」

・ アリョーシャが入って来た時やや戸惑いを見せたドミートリィが、徐々に率直に話し始めます。イワンが偉くなるという見方をアリョーシャに語るところは、兄弟間に微妙な感情がある事を思わせます。ドミートリィは、イワン、アリョーシャとは異母兄弟です。

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