誰が勘定したのです2015-04-28

 ≪Сдача в восемьсот рублей у вас теперь в руках, Николай Парфенович, это сдача со вчерашних полутора тысяч.
- Позвольте, как же это, ведь вы прокутили тогда здесь месяц назад три тысячи, а не полторы, все это знают?
- Кто ж это знает? Кто считал? Кому я давал считать?
- Помилуйте, да вы сами говорили всем, что прокутили тогда ровно три тысячи.≫

<試訳> 「今あなたのお手元に残っている800ルーブルが、ニコライ判事さん、それが昨日の1500ルーブルの残金なんですよ」
「失礼ですが、それはおかしいですね、あなたはここでひと月前のその時、1500ルーブルではなく3千ルーブルを蕩尽したではありませんか、これは誰もが知っていますが?」
「いったい誰が知っているんですか? 誰が勘定したのです? 僕が誰に勘定させたと言うんです?」
「何をおっしゃいます、あなたはご自分であの時ちょうど3千ルーブル蕩尽したと皆に話されているのですよ」

・ カテリーナから預かった金を前回の時点で全額使い果たしたのなら、ドミートリィの手にあった大金はフョードルから奪った可能性があると当局は考えます。果たして彼の言う通り半分を残していたかどうかが焦点になるのです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
この小説が書かれた国の名をカタカナ3文字でご記入下さい。

コメント:

トラックバック